スケジュール実行

スケジュール実行

1. 概要

スケジュール実行に関する設定を行うページです。

本製品のスケジュール実行機能には、スケジュールテンプレートとスケジュールの 2 つの設定項目があります。

スケジュールテンプレートの設定では、スケジュール実行で実行したい機能や操作対象、実行順といった、スケジュール実行時の処理の詳細を設定し、テンプレート化しておくことができます。

スケジュールの設定では、スケジュール実行の実行タイミングや実行するテンプレートの選択を行うことができます。

2. トップページ

スケジュール実行のトップページです。

2.1. スケジュールテンプレートの一覧

  • 現在登録されているスケジュールテンプレートの情報が表示されます

  • 表の項目の説明は以下のとおりです

    • テンプレート ID

      • 登録されているスケジュールテンプレートの ID が表示されます

    • 状態

      • スケジュールテンプレートの状態が表示されます

    • テンプレートの説明

      • スケジュールテンプレートの説明が表示されます

  • 「新規」ボタンを押すと、スケジュールテンプレートの新規登録を行うページが表示されます

  • 「設定」ボタンを押すと、選択したスケジュールテンプレートの設定変更を行うページが表示されます

  • 「削除」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックを入れたすべてのスケジュールテンプレートが削除されます

  • スケジュールテンプレートは最大 10 個まで登録できます

2.2. スケジュールの一覧

  • 現在登録されているスケジュールの情報が表示されます

  • 表の項目の説明は以下のとおりです

    • スケジュール ID

      • 登録されているスケジュール ID が表示されます

    • 実行タイミング

      • スケジュールの実行タイミングが表示されます

    • 実行するテンプレート

      • スケジュール実行時に実行されるテンプレートの情報が表示されます

  • 「新規」ボタンを押すと、スケジュールの新規登録を行うページが表示されます

  • 「設定」ボタンを押すと、選択したスケジュールの設定変更を行うページが表示されます

  • 「削除」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックを入れたすべてのスケジュールが削除されます

  • スケジュールは最大 10 個まで登録できます

3. スケジュールテンプレートの設定ページ

スケジュールテンプレートの新規登録や、登録済みのスケジュールテンプレートの設定変更を行うページです。

設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。

確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。

3.1. スケジュールテンプレートの設定

  • テンプレート ID

    • 設定中のスケジュールテンプレートの ID が表示されます

    • 新規作成時、テンプレート ID には登録されていない最も若い番号が自動的に採番されます

  • テンプレートの説明

    • スケジュールテンプレートの説明文を設定します

    • ? を除いた半角英数記号を使って、64 文字以下で入力します

  • 状態

    • テンプレートの状態を以下の項目から選択します

      • 有効

        • テンプレートを有効にします

      • 無効

        • テンプレートを無効にします

        • スケジュール実行の際、テンプレートの内容は実行されません

  • スケジュール実行内容の読み込み先

    • スケジュール実行内容の読み込み先を以下の項目から選択します

      • 本体の CONFIG

        • スケジュール実行時に、本体の CONFIG に保存されたスケジュール実行内容を実行します

        • このページで設定を行うと、入力したスケジュール実行内容は本体の CONFIG に保存されます

      • SD カード内のスクリプトファイル

        • スケジュール実行時に、SD カード内のスクリプトファイルからスケジュール実行内容を読み込みます

        • 具体的な使い方は、 スクリプトファイルの使い方 を参照してください

  • スケジュール実行内容

    • スケジュール実行するコマンドを入力します

    • 改行で区切ることによって、複数のコマンドをまとめて入力することができます

    • コマンドの行数が 20 行以内となるように設定してください

    • スケジュール実行は常に特権 EXEC モード ( enable ) 状態から開始します

    • 禁止コマンドやコマンドの詳細は、コマンドリファレンスや ネットワーク機器製品情報ページヤマハネットワーク機器の技術資料 などの情報を参照してください

    • 「かんたん入力」ボタンを押すと、以下の機能に対応するコマンドをかんたんに入力できます

      • シャットダウンする

      • シャットダウンを解除する

      • PoE 給電を無効にする

      • PoE 給電を有効にする

      • TECHINFO を SD カードへ保存する

      • 設定を保存する

    • ヤマハ無線 AP との連携機能について

      • 本機にヤマハ無線 AP が接続されている場合、PoE 給電を無効にする際、ヤマハ無線 AP の終了処理を行ってから給電を停止するように設定できます

      • 本連携機能を使用するには、「かんたん入力」で「PoE 給電を無効にする」を指定する際に、「ヤマハ無線 AP へ通知してから給電を停止する」にチェックを入れてください

      • 本連携機能を使用した場合、以下のように動作します

        • スケジュール実行タイミングより、本機から対象ポートで給電中のヤマハ無線 AP へ、給電停止までの残り時間を LLDP で通知します

        • スケジュール実行タイミングから 10 分後に給電が停止されるようになり、給電停止の通知を受け取ったヤマハ無線 AP はそれに合わせて終了処理を行います

      • 本連携機能は LLDP による自動設定機能が有効な場合にのみ動作します

      • LLDP による自動設定機能は 管理 > LLDP より設定できます

4. スケジュールの設定ページ

スケジュールの新規登録や、登録済みのスケジュールの設定変更を行うページです。

設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。

確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。

4.1. スケジュールの設定

  • スケジュール ID

    • 設定中のスケジュールの ID が表示されます

    • 新規作成時、スケジュール ID には登録されていない最も若い番号が自動的に採番されます

  • トリガーの種別

    • スケジュール実行を行うトリガーを以下の項目から選択します

      • 時刻

        • 実行タイミングで指定する時刻になったとき、スケジュール実行を行います

      • イベント

        • 実行タイミングで指定するイベントが発生したとき、スケジュール実行を行います

  • 実行タイミング

    • トリガーの種別時刻 を選択した場合、スケジュール実行を行う時刻を選択します

      • かんたん入力

        • 典型的な周期パターンの中から、スケジュール実行タイミングを選択します

        • 周期

          • スケジュール実行の周期パターンを以下の項目から選択します

            • 毎日

            • 毎週

            • 毎月

            • 毎年

          • 「毎週」を選択した場合、スケジュール実行する曜日のチェックボックスにチェックを入れます

          • 「毎月」を選択した場合、スケジュール実行する日を「日」のボックスに入力します

          • 「毎年」を選択した場合、スケジュール実行する月を「月」のボックスに、スケジュール実行する日を「日」のボックスに入力します

          • 「月」と「日」のボックスには、半角数字で月日を入力します

          • カンマ区切りで複数の月日を指定することが可能です。(例: 10 と 20 を設定する場合「10,20」)

          • ハイフンを使用して範囲指定することが可能です。(例: 1,2,3 を設定する場合「1-3」)

          • 「月」と「日」のボックスにフォーカスを合わせるとマウスクリックで操作可能な入力フォームが表示されます

        • 時刻

          • 「時:分:秒」ボックスには、時刻を hh:mm:ss 形式で入力します

          • 「時:分:秒」ボックスにフォーカスを合わせるとマウスクリックで操作可能な入力フォームが表示されます

      • コマンド形式で入力

    • トリガーの種別イベント を選択した場合、スケジュール実行を行うきっかけとなるイベントを選択します

      • 機器が起動したとき

        • 機器が起動したとき、スケジュール実行を行います

      • SD カードがアタッチされたとき

        • SD カードがアタッチされたとき、スケジュール実行を行います

  • 実行するテンプレート

    • スケジュール実行で実行するテンプレートを選択します

5. スクリプトファイルの使い方

スケジュールテンプレートの設定にて、スケジュール実行内容の読み込み先として SD カード内のスクリプトファイルを選択した場合、スケジュール実行時にスクリプトファイルの内容が実行されます。

スクリプトファイルを使う場合は事前に、指定されたパス「/(機種名)/schedule/script.txt」にスクリプトファイルが保存されている SD カードを機器へ挿入しておく必要があります。

スクリプトファイルには、最大 100 行までコマンドを入力できます。101 行目以降のコマンドは、スケジュール実行時に実行されません。